まん延防止措置も解除になり、3ヶ月ぶりの歴史散策は、好天に恵まれ、横須賀線東戸塚駅に15名が集まりました。駅前のモール街をエスカレーターで登りきったところが、旧東海道の入り口です。左折し少し歩くとほどなく、品濃一里塚に到着です。
ここは、江戸(日本橋)から9番目の一里塚で、保土ヶ谷宿と戸塚宿の間に位置します。旧東海道を挟んで両側に二つの塚が現存するのは、神奈川でここだけとのこと。日本橋から36kmです。
ここから、今回唯一の登りである「焼餅坂」を登りきると、境木地蔵尊に到着。ここは、相模国(相州)と武蔵国(武州)の国境であり、モニュメントを見ながら、「なるほど」と納得し、境木地蔵尊の登り口で記念撮影。さらに進んで、投込み塚の碑へ、東海道の中でも難所であった権太坂では多くの旅人が行き倒れとなったそうです。“合掌”
境木商店街で休憩の後、ここからは、権太坂をひたすら下ります。昔は、松林の奥左手に富士山、右手に神奈川の海を望む絶景だったらしい。元町橋を通過し、今井川沿いに松並木が見え、保土ヶ谷宿の入り口、上方見附跡に到着。
旅籠屋、脇本陣、本陣と往時の風情を感じながら、金沢横町道標に到着、ここは金沢、かまくらへの出入口で4基の道標がありました。ほどなくゴールの保土ヶ谷駅西口に到着ですが、風情のある建物にひかれ、宿場そば「桑名屋」さんで、そばを堪能し、三々五々解散となりました。
|
エスカレーターを登りきって旧東海道の入り口へ
江戸(日本橋)から9番目の一里塚
|